一般参加者と認定者の循環

Circlation

自律共創実践コミュニティでは、 一般参加者認定者が、 固定的に分断される構造を目指していません。

一般参加者は、 場に参加し、支えられ、実践しながら、 主体形成・共同体形成・共同創造へと進んでいきます。

認定者は、 その過程を支える役割を担います。

しかし、認定者だけが一方的に与え、 一般参加者が一方的に受け取る構造では、 依存や固定化が起こりやすくなります。

そのため自律共創実践コミュニティでは、 一般参加者と認定者のあいだに、 参加・実践・支援・育成が循環する構造をつくることを重視します。

一般参加者とは

About Participants

一般参加者とは、 自律型共創OSを学び始めた人、 実践コミュニティに参加する人、 あるいは主体形成・共同体形成・共同創造の入り口に立つ人を指します。

ここで重要なのは、 一般参加者を、 単なる受け手や消費者として位置づけないことです。

一般参加者は、 場の中で

  • 気づく
  • 試す
  • 変化する
  • 関わる
  • 他者との関係を育てる

存在です。

つまり一般参加者は、 実践コミュニティにおける 変化と循環の起点です。

認定者とは

About Certified Person

認定者とは、 ホロスアカデメイアの教育を土台とし、 認定制度を通して 役割と責任が明確になった人たちです。

たとえば、

01

対話ナビゲーター

個人の主体形成を支える
02

シニア対話ナビゲーター

共同体形成を支える
03

マスター対話ナビゲーター

共同創造を推進する
04

インストラクター

教育を担う

といった役割があります。

ここで重要なのは、 認定者は上位者ではなく、 場の中で特定の役割と責任を担う人だということです。

なぜ循環が必要なのか

Reason

もし一般参加者と認定者が固定的に分かれてしまうと、

  • 教える側と教わる側が固定化しやすい
  • 支える側に負荷が偏りやすい
  • 参加者の主体性が育ちにくい
  • 依存的な関係が生まれやすい

といったことが起こりやすくなります。

自律型共創OSが目指しているのは、 人を受け身にする構造ではなく、 主体的な関わりが増えていく構造です。

そのためこの実践コミュニティでは、 一般参加者も、 ただ支えられるだけではなく、 場の中で実践し、関わり、育っていくことが重視されます。

どのような循環か

Generative Cycle

この循環は、たとえば次のように起こります。

一般参加者

  • 個別対話や主体形成型の対話会に参加する
  • 自分の反応や関わり方に気づく
  • 日常で試す
  • 再び場に戻って共有する
  • 場の中で関係が育つ
  • 必要に応じて、より深い学びや実践へ進む
  • やがて役割を担う側へ進む人も出てくる

認定者

  • 場を支える
  • 自分の反応や関わり方に気づく
  • 自分自身も実践を通して学ぶ
  • 支え方や進め方を磨く
  • 再び場へ還元する

という循環の中にいます。

つまりこれは、 一方向の提供構造ではなく、相互に育ち合う循環構造です。

一般参加者は認定者候補でもある

Potential Practitioners

自律共創実践コミュニティでは、 一般参加者は、 現在は認定者ではなくても、 将来的に必要に応じて認定へ進む可能性を持っています。

もちろん、 全員が認定者になる必要はありません。

しかし重要なのは、 場の中で育った人が、 必要に応じて支える側へ進める構造があることです。

これによって、 コミュニティは外からの供給だけに頼らず、 内側から支え手が育つ構造を持つことができます。

認定者もまた循環の中にいる

Active Continuity

認定者は、 完成した人として外側に立つのではありません。

認定者もまた、 実践コミュニティの中で

  • 支える
  • 観察する
  • 振り返る
  • 学ぶ
  • 調整する

ことを繰り返します。

つまり認定者も、 場の外にいるのではなく、 循環の中の一員です。

このことが、 認定者を権威化しすぎず、 役割として機能させるうえで重要です。

循環があることで何が起こるか

Dynamic Evolution

一般参加者と認定者の循環が機能すると、

  • 参加者の主体性が育ちやすくなる
  • 認定者だけに負荷が偏りにくくなる
  • 場の実践知が蓄積しやすくなる
  • コミュニティが持続しやすくなる
  • 内側から支え手が育ちやすくなる

ということが起こります。

つまり循環とは、 人を回すことではなく、 場が持続可能になるための基本構造です。

固定化しないことが重要である

Fluidity over Stagnation

ここで特に重要なのは、 一般参加者も認定者も、 固定化しすぎないことです。

一般参加者を永遠に受け手として扱えば、 主体性が育ちにくくなります。

認定者を永遠に与える側として固定すれば、 負荷と権威が偏りやすくなります。

そのため自律共創実践コミュニティでは、 役割の違いは明確にしつつも、 構造としては循環が起こることを重視します。

自律共創実践コミュニティにおける一般参加者と認定者の循環とは、 一般参加者が参加・実践・変化を重ね、 認定者がそれを支えながら自らも学び続け、 必要に応じて内側から支え手が育っていく、 参加・実践・支援・育成が循環する構造です。 この循環があることで、 コミュニティは依存的になりにくく、 持続可能な実践の場になっていきます。