シニア対話ナビゲーター
シニア対話ナビゲーター認定は、 共同体形成を支える役割です。
個人の主体形成が進んでも、 それだけで共同体が自然に育つわけではありません。
一人ひとりが主体を持ち始めても、
- 互いの違いが出せない
- 本音が言えない
- 方向性が共有されない
- 合意形成ができない
のであれば、 「私たち」としてつながることは難しくなります。
そのためシニア対話ナビゲーター認定は、 個人支援を超えて、 複数人の場を立ち上げ、関係形成・方向性共有・合意形成の入口を支える役割として位置づけられます。
シニア対話ナビゲーター認定とは
シニア対話ナビゲーター認定とは、 共同体形成プログラムで学んだ内容を土台として、 主体的な個人同士を「私たち」へ接続する実践役割を担うための認定です。
ここで求められるのは、 単に会議を回せることではありません。
- 違いを出せる場を支えられること
- 相互理解が進む場を整えられること
- 方向性共有を助けられること
- 合意形成の入口を支えられること
が、実際の複数人の場で求められます。
シニア対話ナビゲーターは、 共同体が立ち上がる条件を整える役割です。
主な実践領域
シニア対話ナビゲーター認定の主な実践領域は、次の通りです。
共同体形成対話会
相互理解と関係形成を進め、
「私たち」の土台をつくる場
ビジョンミーティング
方向性や価値を共有し、
共通目的の入口を整える場
合意形成会議
違いを扱いながら、
次の一歩へ進むための
合意形成の入口を整える場
ここでの中心は、 問題をその場で解決することではなく、 相手が自分の作動を理解し、自分で選べる状態へ向かうことです。
この役割で大切なこと
シニア対話ナビゲーターにおいて大切なのは、
- 違いを出せること
- 関係の土台をつくること
- 方向性を共有できること
- 主体性を守りながら進行すること
- 合意形成を急ぎすぎないこと
です。
複数人の場では、 進行を強めすぎれば支配になりやすく、 まとめ急げば表面合意になりやすく、 放置すれば関係形成が進みにくくなります。
そのためシニア対話ナビゲーターは、 共同体が立ち上がるための条件を整える人として位置づけられます。
この認定の位置づけ
シニア対話ナビゲーター認定は、 認定制度全体の中で、 共同体形成領域を担う認定です。
自律型共創OSの3層構造で言えば、
に対応します。
つまりこの認定は、 主体的な個人同士を「私たち」へ接続する実践認定です。
どこまでを扱う役割か
シニア対話ナビゲーター認定は、 共同体形成を支える役割です。
そのため、主に扱うのは、
- 関係形成の場づくり
- 方向性共有の支援
- 合意形成の入口の設計と進行
- ヨコの会議の初期設定と進行
です。
一方で、 この認定は、 共同創造全体の推進や、 実装伴走や、 チーム推進の継続責任までを主に担う認定ではありません。
なぜこの認定が必要か
もし共同体形成を支える役割が曖昧なままだと、
- 複数人の場で本音が出にくい
- 違いが対立か抑圧になりやすい
- 方向性共有が弱くなりやすい
- 合意形成が表面的になりやすい
- 共同創造へ進む土台が弱くなる
といったことが起こりやすくなります。
そのため、 主体的な個人同士を「私たち」へ接続する役割として、 シニア対話ナビゲーター認定が必要になります。
修了との関係
シニア対話ナビゲーター認定は、 共同体形成プログラムの修了を土台とする認定です。
ただし、 修了と認定は同じではありません。
共同体形成プログラムの修了は、 教育上の到達段階です。
シニア対話ナビゲーター認定は、 その学びを前提として、 共同体形成を支える役割を担うための認定です。