インストラクター認定
インストラクター認定は、 教育を担う役割です。
自律型共創OSは、 知識だけを伝えれば成立するものではありません。
何を学ぶかだけでなく、
- どの順番で扱うか
- どこまでを扱うか
- どのように場を進めるか
- 受講者の主体性をどう守るか
が非常に重要です。
そのためインストラクター認定は、 単に内容を知っている人に与えられるものではなく、 教育構造・順番・安全性・基準保持を担える人に与えられる認定です。
インストラクター認定とは
インストラクター認定とは、 インストラクター養成で学んだ内容を土台として、 ホロスアカデメイアの教育を一貫した基準で担う役割を担うための認定です。
ここで求められるのは、 単に講義ができることではありません。
- 構造を理解したうえで伝えられること
- 順番を崩さずに進行できること
- 教育として安全に場を扱えること
- 受講者の主体性を奪わずに支えられること
が求められます。
インストラクターは、 教育体系の一貫性を守りながら、人を育てる役割です。
主な役割
インストラクター認定の主な役割は、次の通りです。
教育プログラムの提供
基盤プログラム
共同体形成プログラム
共同創造プログラムなどを、
一定の基準に沿って提供する
教育進行の管理
順番・構造・安全性を
保ちながら、
教育の場を進行する
受講者の主体性の保護
教えすぎ・介入しすぎ
依存を生む関わりを避けながら、
学びを支える
教育の一貫性の維持
個人流や場当たり化を防ぎ、
教育体系全体との整合を保つ
ここでの中心は、 情報を渡すことではなく、 受講者が順番に学び、無理なく修得できる教育環境を保つことです。
この役割で大切なこと
インストラクターにおいて大切なのは、
- 構造を保つこと
- 順番を守ること
- 教育の目的を外さないこと
- 受講者の主体性を奪わないこと
- 安全性を崩さないこと
です。
教育の場では、 伝えたい思いが強いほど、 説明しすぎたり、導きすぎたり、 受講者を引っ張りすぎたりしやすくなります。
しかし自律型共創OSの教育では、 それがそのまま依存や介入につながることがあります。
そのためインストラクターは、 教育の構造と境界を守れる人として位置づけられます。
この認定の位置づけ
インストラクター認定は、 認定制度全体の中で、 教育軸を担う認定です。
対話ナビゲーター認定、 シニア対話ナビゲーター認定、 マスター対話ナビゲーター認定が 実践領域を担うのに対して、 インストラクター認定は、 それらの土台となる教育を 一定の基準で届けることを担う認定です。
つまりこの認定は、 実践役割の上位という意味ではなく、 別軸の役割認定です。
どこまでを扱う役割か
インストラクター認定は、 教育を担う役割です。
そのため、主に扱うのは、
- 教育プログラムの進行
- 教育構造の説明
- 受講者の学習支援
- 場の安全性の維持
- 順番と基準の保持
です。
一方で、 この認定は、 共同創造の実装推進そのものや、 個別支援の全領域を自動的に担う認定ではありません。
なぜこの認定が必要か
もし教育を担う役割が曖昧なままだと、
- 教える内容にばらつきが出やすい
- 順番が崩れやすい
- 教育が個人流になりやすい
- 安全性が弱くなりやすい
- 受講者の主体性を奪う関わりが起こりやすい
といったことが起こりやすくなります。
そのため、 教育を担う責任ある役割として、 インストラクター認定が必要になります。
修了との関係
インストラクター認定は、 インストラクター養成の修了を土台とする認定です。
ただし、 修了と認定は同じではありません。
インストラクター養成の修了は、 教育上の到達段階です。
インストラクター認定は、 その学びを前提として、 教育を担う役割を引き受けるための認定です。
認定は自由ではなく、基準保持責任である
ここで特に重要なのは、 インストラクター認定は、 自由に教えてよい権利ではない、ということです。
むしろインストラクターは、 基準保持責任が強い役割です。
- 順番を崩さないこと
- 独自解釈で教育体系を変質させないこと
- 受講者の主体性を奪わないこと
- 安全性を崩さないこと
これらを引き受ける責任が、 インストラクター認定には含まれています。