理念

Philosophy

ホロスアカデメイアの理念は、 どこを目指すのか、何を使命とするのか、何を判断基準とするのか を示すものです。

私たちが扱うのは、 単なる知識提供でも、 一時的な問題解決でもありません。

目指しているのは、 個人が主体を取り戻し、 その個人同士が「私たち」へつながり、 さらに共同創造へ進んでいける条件を、 教育・認定・実践・成果物として整えていくことです。

その理念を、ホロスアカデメイアでは ビジョン・ミッション・価値観の3つで整理しています。

ビジョン

Vision
人と集団のあり方を、 支配と依存から、 自律と共創へ。

ホロスアカデメイアが目指すのは、 個人が主体を失わず、 集団が属人化や支配に傾かず、 違いを持ったままつながり、 現実を共につくっていける世界です。

このビジョンは、 理想を語るための言葉ではありません。

私たちが本当に目指しているのは、

  • 個人が主体的に判断できること
  • 複数人が「私たち」としてつながれること
  • その関係性が現実創造へ進んでいくこと

です。

そのためホロスアカデメイアでは、 主体形成・共同体形成・共同創造が継続的に起こる構造を、 教育、認定、実践コミュニティ、成果物として 実装していくことまで含めて、このビジョンを捉えています。

つまりこのビジョンは、 実装される世界観です。

ミッション

Mission
人間の依存的な作動を主体的な判断作動へ移し、 個人の成熟を、共同体の成熟と共同創造へ接続する基盤を、 研究・教育・実装する。

ホロスアカデメイアのミッションは、 人間関係や集団運営の問題に対して、 場当たり的に対処することではありません。

私たちが行うのは、

  • 構造を見立てること
  • 必要な教育を整えること
  • 役割と責任を明確にすること
  • 継続的な実践の場を設計すること
  • 現場で機能する成果物として残すこと

です。
そのために、ホロスアカデメイアでは、

  • 自律型共創OSの研究
  • 教育体系の整備
  • 認定制度の整理
  • 実践コミュニティ設計
  • 導入・連携支援
  • 成果物設計と監修

を通して、 学びが現場で回る構造をつくっていきます。

私たちの使命は、 誰かに正解を与えることではありません。

主体形成・共同体形成・共同創造が起こる条件そのものを整えることが、 ホロスアカデメイアのミッションです。

価値観

Values

ホロスアカデメイアが大切にしている価値観は、次の5つです。

Value 01

主体性

私たちは、誰かに従わせることよりも、 その人自身が判断し、選び、扱えることを重視します。

主体性とは、 好き勝手にすることではありません。 自分の反応を観察し、 境界を持ち、 無意識に流されずに判断できること。

それが、私たちの考える主体性です。

Value 02

共創

私たちは、孤立した個人のままでも、 支配的な集団のままでもなく、 違いを持ったままつながり、現実をともに創ることを目指します。

共創とは、 単なる協力や仲の良さではありません。

「私」だけでもなく、 「誰かに従う私たち」でもなく、 「私たち」として現実を動かすこと です。

Value 03

非支配・非依存

私たちは、支配によって場をまとめることも、 依存によって場を維持することも目指しません。

一時的に整って見える関係よりも、 持続可能で、主体性を奪わない関係を重視します。

そのため、ホロスアカデメイアでは、

  • 判断を代行しない
  • 他者の主体性を奪わない
  • 支えすぎて依存を生まない
  • 管理の名のもとに支配を持ち込まない

ことを基準として大切にしています。

Value 04

非支配・非依存

私たちは、理念や概念だけで終わらせません。

どれだけよい考え方があっても、 教育・認定・実践・成果物として現場に落ちなければ、 継続的な変化にはつながらないからです。

そのためホロスアカデメイアでは、

  • 学びとして整えること
  • 実践の役割として整理すること
  • 継続的な場として設計すること
  • 現場で使える成果物として残すこと

を重視しています。

Value 05

持続可能性

私たちは、一部の人の善意や我慢で回る構造ではなく、 育ちと実践が循環し、継続できる構造を目指します。

持続可能性とは、 単に長く続くことではありません。

  • 属人化しないこと
  • 無理を前提にしないこと
  • 一般参加者と支え手が循環すること
  • 学びが現場で育ち続けること

を含んでいます。

理念が意味すること

Meaning

ホロスアカデメイアの理念は、 飾りとして掲げるものではありません。

  • 教育体系
  • 認定制度
  • 実践コミュニティ
  • 成果物設計
  • 導入・連携支援

のすべてが、 この理念と整合している必要があります。

つまり理念とは、 ホロスアカデメイアにとっての 説明文ではなく、 判断基準です。

何を採用するか。 何を外すか。 何を導入し、何を導入しないか。

その基準になるのが、この理念です。

ホロスアカデメイアの理念とは、人と集団のあり方を支配と依存から自律と共創へ移し、そのために必要な基盤を研究・教育・実装していくための、方向性・使命・判断基準の全体です。